2009年6月24日水曜日

スローライフ―緩急自在のすすめ =★★★★★=

筑紫 哲也 (著)/岩波書店
経済のグローバル化、競争化社会、効率化が進む現代ではファーストであることが好まれるが、逆にスローなものや文化に人間の生活の豊かさを感じることができるという体制に迎合しない著者らしい考え。単なる昔への回顧ではなく、じっくり時間をかけることでよいものが生まれるということを効率化の名のもとに消し去ってしまってはいけないという主張で、とても共感できる。人間の価値判断は絶対的なものでないという荘子のような表現も出てくるところが面白い。

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