橋爪 大三郎 (著)/筑摩書房
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教のそれぞれの成り立ち、基本的な教義や価値観等を平易な文章でまとめた本。宗教に関しては、部分的な知識はあっても全体像を把握できていないところがあったことを反省した。著者のやや厳しい意見も目立つが、非常に理解しやすく、一度に知識を得る本としては有用。
宗教に弱い日本人が外国のことを理解するためには、最低限これらの知識を持つべきだと思う。
2010年5月31日月曜日
2010年5月26日水曜日
会社法入門 =★★★=
神田 秀樹 (著)/岩波書店
商法から独立して会社法が作られた経緯や、改正のポイントがわかりやすく書かれている。
このようなビジネスに関する法律は時代の変遷と共に変化させていく柔軟性が必要であることがわかった。
商法から独立して会社法が作られた経緯や、改正のポイントがわかりやすく書かれている。
このようなビジネスに関する法律は時代の変遷と共に変化させていく柔軟性が必要であることがわかった。
2010年5月25日火曜日
超強育論 =★★★★=
宮本 哲也 (著)/ディスカヴァー・トゥエンティワン
著者の算数塾でのユニークな指導法を披露している。問題を解けたかどうかは重要でなく、解くためにどれだけ考えたかということが算数の能力を高める最も効果的な方法と説く。従って、授業では問題を与えるだけで、ほとんど解説をしないらしい。解けなかった問題もそのまま放置しておけば、寝ている間に頭が勝手に考えてくれることもあるとか。教えることよりいかにモチベーションを高めるかが大事ということだろう。
著者の算数塾でのユニークな指導法を披露している。問題を解けたかどうかは重要でなく、解くためにどれだけ考えたかということが算数の能力を高める最も効果的な方法と説く。従って、授業では問題を与えるだけで、ほとんど解説をしないらしい。解けなかった問題もそのまま放置しておけば、寝ている間に頭が勝手に考えてくれることもあるとか。教えることよりいかにモチベーションを高めるかが大事ということだろう。
2010年5月24日月曜日
強育論 =★★★★=
宮本 哲也 (著)/ディスカヴァー・トゥエンティワン
「算数が好きではない子は来ないでください。算数を好きでもない子を好きにさせるのは嫌。」というユニークな算数塾の塾長の著書。先日、著者の講演会があったので聞きに行った。短時間の話を聞くだけでは、かなりわがままで個性の強い人という印象。
だが、本書はなぜそのように考えるに至ったかが書かれてあるので、なるほどと納得させられるところが多かった。特に、親が子供にどのようにかかわるかについては勉強になった。子供は自分がやる気になった時、また、自分でじっくり考えた時に頭が良くなっていくのだ。
「算数が好きではない子は来ないでください。算数を好きでもない子を好きにさせるのは嫌。」というユニークな算数塾の塾長の著書。先日、著者の講演会があったので聞きに行った。短時間の話を聞くだけでは、かなりわがままで個性の強い人という印象。
だが、本書はなぜそのように考えるに至ったかが書かれてあるので、なるほどと納得させられるところが多かった。特に、親が子供にどのようにかかわるかについては勉強になった。子供は自分がやる気になった時、また、自分でじっくり考えた時に頭が良くなっていくのだ。
2010年5月20日木曜日
坂の上の雲〈3〉 =★★★★=
司馬 遼太郎 (著)/文藝春秋
正岡子規が逝った。この小説に面白味をつけてくれる存在だっただけに3巻における早すぎる死はとても残念。
実在した明治時代においても戦争一色に染まっていく暗い世の中にあって、文学の開化を行っていく子規の存在感は大きく、人々の暮らしに明るさをもたらしていたのではないだろうか。
話はいよいよ日露戦争へ突入。多少脚色もあろうが、史実を面白い読み物へと転化させる著者の才能と努力に感服。
正岡子規が逝った。この小説に面白味をつけてくれる存在だっただけに3巻における早すぎる死はとても残念。
実在した明治時代においても戦争一色に染まっていく暗い世の中にあって、文学の開化を行っていく子規の存在感は大きく、人々の暮らしに明るさをもたらしていたのではないだろうか。
話はいよいよ日露戦争へ突入。多少脚色もあろうが、史実を面白い読み物へと転化させる著者の才能と努力に感服。
2010年5月14日金曜日
菜根譚 =★★★★=
洪 自誠 (著), 今井 宇三郎 (翻訳)/岩波書店
中国明時代末期の随筆集。内容は処世訓に徹していてまとまりもよい。
私利私欲に走らず、誠実な生き方をすること。心穏やかに生きること、中庸を重んじること等の処世術。
悩みをかかえたり、心身に疲れを感じるときに読むと、気持ちを切り替えることができてよいかもしれない。
過去には中国より、むしろ日本の禅僧に重用されたらしい。わかる気がする。
中国明時代末期の随筆集。内容は処世訓に徹していてまとまりもよい。
私利私欲に走らず、誠実な生き方をすること。心穏やかに生きること、中庸を重んじること等の処世術。
悩みをかかえたり、心身に疲れを感じるときに読むと、気持ちを切り替えることができてよいかもしれない。
過去には中国より、むしろ日本の禅僧に重用されたらしい。わかる気がする。
2010年5月11日火曜日
坂の上の雲〈2〉 =★★★★=
司馬 遼太郎 (著)/文藝春秋
日清戦争に突入し、予想を覆して日本が勝ってしまったいきさつ、およびその後の日露戦争への伏線が詳しく書かれている。難しい歴史書を読むより本書を読む方が勉強になるのではなかろうか。少なくとも楽しく読めるのがよい。
それにしても、わずか百年前の世界が先進国といえども野蛮な領土争いに明け暮れていたことは、改めて驚かされる。今の世界も争いが絶え間なく起こっているのでいばれるものでもないが。。。
日清戦争に突入し、予想を覆して日本が勝ってしまったいきさつ、およびその後の日露戦争への伏線が詳しく書かれている。難しい歴史書を読むより本書を読む方が勉強になるのではなかろうか。少なくとも楽しく読めるのがよい。
それにしても、わずか百年前の世界が先進国といえども野蛮な領土争いに明け暮れていたことは、改めて驚かされる。今の世界も争いが絶え間なく起こっているのでいばれるものでもないが。。。
2010年5月7日金曜日
「旭山動物園」革命―夢を実現した復活プロジェクト =★★★★=
小菅 正夫 (著)/角川書店
昨年夏、旭山動物園に行き、ディスプレイの工夫を実感することができたが、本書を読んで改めて動物園側のさまざまな努力の結果であることがわかった。園長(著者)のリーダーシップも大きな役割を果たしたようだ。
今度は冬の旭山動物園を訪れてみたくなった。
昨年夏、旭山動物園に行き、ディスプレイの工夫を実感することができたが、本書を読んで改めて動物園側のさまざまな努力の結果であることがわかった。園長(著者)のリーダーシップも大きな役割を果たしたようだ。
今度は冬の旭山動物園を訪れてみたくなった。
2010年5月5日水曜日
オバマ演説集 =★★★★=
三浦 俊章 (編集, 翻訳)/岩波書店
2004年から2009年にかけての10本の演説を訳した本。民主党の予備選では”チェンジ”のイメージが強かったが、これらの10本の中にはあまり取り上げられていない。
競合相手を蹴落とす内容はほとんど用いず、弱者に味方することで自身のマイノリティーを強みに変えている印象。共和党政権下でイラク戦争や不景気により生活が苦しくなっている人が多い状況も追い風となったと見るべきだろう。
文章で読む演説は完成度が高いと思うが、それ以上にオバマ氏の太い声によって人々に好印象を与えたのも大きかったのではないかと感じる。
アメリカの建国精神を学ぶにもよい内容。
2004年から2009年にかけての10本の演説を訳した本。民主党の予備選では”チェンジ”のイメージが強かったが、これらの10本の中にはあまり取り上げられていない。
競合相手を蹴落とす内容はほとんど用いず、弱者に味方することで自身のマイノリティーを強みに変えている印象。共和党政権下でイラク戦争や不景気により生活が苦しくなっている人が多い状況も追い風となったと見るべきだろう。
文章で読む演説は完成度が高いと思うが、それ以上にオバマ氏の太い声によって人々に好印象を与えたのも大きかったのではないかと感じる。
アメリカの建国精神を学ぶにもよい内容。
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