2009年5月29日金曜日

村上式シンプル英語勉強法―使える英語を、本気で身につける =★★★★=

村上 憲郎 (著)/ダイヤモンド社
英語は知力ではなく、筋力という主張は納得できる。手っ取り早く、かつ持続的に筋力トレーニングを行うノウハウを示していると思う。本書に習って英語没頭期間を始めてみる気になった。

2009年5月26日火曜日

人間失格 =★★★=

太宰 治 (著)/集英社
自分の弱さを卑下しつつ、自己弁護しつつという文体は面白いと思った。著者自身の告白と考えられているようで、その点からも興味深く読めた。ただし、読んだ後味の良い本ではない。

ブッダの旅 カラー版 =★★★★=

丸山 勇/著/岩波書店
著者は本職がカメラマンなので、美しく豊富な写真の存在が際立っている。内容についてもブッダの生涯にわたる行程をそれぞれの場所の写真を添えながら説明されているので楽しく読むことがきでる。ブッダ以後の仏教の発展・変化やインドにおける仏教の衰退についても知りたくなった。

2009年5月25日月曜日

武器よさらば(下) =★★★★=

アーネスト ヘミングウェイ (著), Ernest Hemingway (原著), 金原 瑞人 (翻訳) /光文社
舞台は第一次大戦時の著者の体験をもとにしたようだ。題名からは戦争放棄を唱えているのかと考えたがそうではない。読んでいる間、軽やかな表現、楽天的なストーリー展開は著者の特徴かと思っていたが、これが重い結末を強く印象づけるのに効果的であった。

2009年5月24日日曜日

GRデジタルワークショップ 2 =★★★=

田中 長徳 (著)/エイ出版社
長徳氏は仕事カメラとしてのGRDⅡの良さを強調し、シンプルな使い方を推奨している。素人カメラマンとしては様々なマニュアル操作が可能なコンパクトデジカメとして、趣味的な使い方の楽しさを味わいたいカメラなのだが。

2009年5月19日火曜日

三国志英雄ここにあり 3 =★★★★★=

柴田 錬三郎/著   正子 公也/画/ランダムハウス講談社
曹操の大躍進が主題の巻。巻頭のカラー絵に曹操軍の主要メンバーが描かれている。劉備は戦乱の中で次第に目的なく戦う武将と化してきたように感じる。

2009年5月18日月曜日

カメラに訊け! 知的に遊ぶ写真生活 =★★★=

田中 長徳/著/筑摩書房
長徳節復活。最近はデジカメ本でお目にかかるようになった著者だが、フィルムカメラ特にライカへの拘りの強さは健在である。何故かつてのライカにはブランド力があったのかということをカメラの歴史を紐解きながら説いている。

2009年5月13日水曜日

モチベーション・リーダーシップ 組織を率いるための30の原則 =★★★★=

小笹 芳央/PHP研究所
『組織を動かしていくために、リーダーはメンバーのモチベーションを高めるためのスキルを持つべきである。また、内部環境、外部環境を的確に判断してリーダーシップをとるべきである。』という主張。特に人の意識の持ち方に焦点を当てているのが興味深い。昨今の環境変化の激しい時代を企業が柔軟に生き延びていくためには内部革新を繰り返していかねばならないが、環境は変わっても人の動かし方は変わらないということを再認識させられた。

2009年5月11日月曜日

禁断の市場 =★★★★=

ベノワ・B・マンデルブロ (著), リチャード・L・ハドソン (著), 高安 秀樹 (翻訳), 雨宮 絵理 (翻訳), 高安 美佐子 (翻訳), 冨永 義治 (翻訳), 山崎 和子 (翻訳)/東洋経済新報社
市場の価格変動を含め、世の中のあらゆる自然現象が、正規分布でなく、時系列相関を持ったべき乗分布に従っているということを主張する。ただし、理解しても利益を得るものでなく、損失を回避することができると言及しているところは少し奥ゆかしさを感じる。特に金融市場はこれまでポートフォリオ理論やオプション理論価格に見られるように、ランダムウォークや正規分布に頼った金融工学という形で理論の発展をしてきた分野であるだけに、本著の警鐘する意味は大きい。

2009年5月10日日曜日

三国志英雄ここにあり 2 =★★★★★=

柴田 錬三郎/著   正子 公也/画/ランダムハウス講談社
一握りのキーパーソンが歴史の流れを左右する様子を感じ取ることができる。女性の登場人物の影響力も大きい。

2009年5月1日金曜日

世界を変える人たち―社会起業家たちの勇気とアイデアの力 =★★★=

デービッド・ボーンスタイン (著), 井上英之 (監修), 有賀 裕子 (翻訳)/ダイヤモンド社
社会企業家というテーマで社会貢献を目的として企業うる人たちの話を多く例示した本。これらの企業化には、従来にないアイデアを持つことと同時に、人を動かす力や粘り強い精神力、また組織として成立させていくための人材発掘力が必要であるということがわかる。更に社会企業家に限らず、リーダーシップをとって大きなことを成し遂げるためには同様の資質が必要とされることがわかってくる。