2010年6月30日水曜日

難問ナンプレに挑戦〈4〉 =★★★★=

西山 ゆかり (著)/世界文化社
かなりの難問で、基本的な解放だけでは解けない。できるかぎり背理法(数字をあてはめて矛盾をさがす方法)を避け、論理的に解く方法を習得しようと努力中。

2010年6月29日火曜日

大人のための算数練習帳 中学入試編 =★★★=

佐藤 恒雄 (著)/講談社
中学入試に出題された算数の良問を掲載。難問ではないので少し考えれば大人も解くことができる問題。中学受験の子を持つ親が子供の勉強を理解できるように準備する目的に適している。

2010年6月28日月曜日

論語 =★★★=

金谷 治 (翻訳) /岩波書店
儒学の基本となる本書だが、本書だけではなかなか儒学のことを理解するのは難しい。別途、解説書が欲しいところ。

2010年6月24日木曜日

1Q84 BOOK 3 =★★★=

村上 春樹 (著)/新潮社
本書でようやく普通の恋愛小説らしくなった印象。ただし、Book3は先が読める展開なので刺激が少ない。
全体としては、村上春樹の世界らしく平易な文章と難解なテーマで虚実不明な世界へ導かれる物語。

2010年6月18日金曜日

坂の上の雲〈5〉 =★★★★=

司馬 遼太郎 (著)/文藝春秋
拙攻により多数の犠牲者を出した、203高地および旅順への攻撃を描く。天才大将児玉源太郎が越権で乗り込んだことで短期間で終結させることに成功。常識にとらわれない機動的な戦略が功を奏したわけだ。
無駄な死に方をした人が多かったわけで、戦争によって命を落とすことの儚さを大いに感じる章であった。
帝政ロシアの衰退の様子、また戦争における戦略の度重なる失敗なども詳しく記されていて興味深い。

2010年6月11日金曜日

「勉強しろ」と言わずに子供を勉強させる法 =★★★★=

小林 公夫 (著)/PHP研究所
前半は、「できる子」の特徴は能動性、継続性、粘着性、論理性であること。また、親が干渉しすぎると、上記の特徴の成長を阻害してしまうこと。について、著者の多くの教え子の例を挙げて論述している。
後半は、中学受験については、親が受験校の傾向・対策を検討するべき。著者自身の子育てで男親として気をつけていること。など、盛りだくさんで、内容はやや散漫だが、親の役割を考える上で参考になる。
ややもすれば子供の教育に感情的になり勝ちだが、親は大局的・長期的な視点に立ち、子供を信じて、冷静に接していくことが大切というだろう。

2010年6月10日木曜日

坂の上の雲〈4〉 =★★★★=

司馬 遼太郎 (著)/文藝春秋
日本の軍隊というと第2次大戦の政治まで乗っ取ってしまった軍国主義的イメージがあるが、明治時代の軍隊の様子はずいぶん違っていたようだ。まず、国民の期待を背負って戦争を行っている。よって国民が戦績のよくない部隊の批判ができる雰囲気がある。次に、各指揮官の個性が強い故、戦果は指揮官の能力に寄るところが大きくなる。このように物語として読むには面白いわけだ。
それにしても金欠の日本が、欧州で外債発行を頼みに日露戦争を始めてしまったとは恐れ入る。

2010年6月4日金曜日

1Q84 BOOK 2 =★★★=

村上 春樹 (著)/新潮社
幻想の世界に入り込んだことがわかってくる。SF小説のようだ。
不思議な出来事もすべて幻想の世界の中なので、それなりに受け入れるようになってくる。
煙に巻かれる感じのするこの小説のテーマは何だろう。
過去を大事にすることの大切さと人生の儚さといったところだろうか。

2010年6月1日火曜日

1Q84 BOOK 1 =★★★★=

村上 春樹 (著)/新潮社
スナイパー、新鋭作家、カルト教団、セックスをごった煮したような小説。登場人物の特異さが春樹作品らしく、読み手をひきつける。
なぜ1984年を舞台にしたのか?現実の世界と幻想の世界の関連性は?書き手によって歴史が作りかえられる原作「1984」との関係は?等、いろいろなことを想像しながら読むことができる。
今からでもジョージ・オーウェルの「1984」を読んでみよう。