2009年10月30日金曜日

受験勉強は役に立つ =★★★=

和田 秀樹 (著)/朝日新聞社
社会一般的には反感を買いそうなタイトル、および内容であるが、ある意味真実をついてる部分もあって面白い。個人的には、受験のテクニックによって要領の良さは得られるかもしれないが、社会人としての力の差は受験後の勉強の積み重ねが大きいと感じる。

2009年10月29日木曜日

なぜ、ウチの子だけ合格するのか?―中学受験「かしこい塾の使い方」 =★★★★=

西村 則康 (著)/マーケティング・トルネード
中学受験のための学習塾の利用の仕方を解説。塾の講師の情報を多く使っているようで、参考になる。

パラサイト社会のゆくえ =★★★=

山田 昌弘 (著)/筑摩書房
統計データを基に、住み難くなってきている現代社会の問題点を浮き彫りにしている。国内統計だけでなく、世界統計との比較等がもっと多くあれば説得力を増すのではないだろうか。

2009年10月28日水曜日

エコノミストは信用できるか =★★★=

東谷 暁(著)/文藝春秋
エコノミストとは”占い師”のようなものというのが結論。バブル崩壊の90年代から2000年代前半にかけての日本の各エコノミストの論調の一貫性や整合性に重点をおいて分析を行っている。著者の主観もやや強めだが、そういえばこのエコノミストは過去にこうゆう論調だったなと思い出せて面白い。

2009年10月27日火曜日

知的生産の技術 =★★★★=

梅棹 忠夫 (著)/岩波書店
40年前に書かれた本書だが、今も尚、現役として発刊されていることに驚く。著者はハウトゥ本ではないと書いているが、内容は超整理法の元祖のようだと感じる。知的な生産活動をするためには持っている情報を効率よく引き出して使えるようにすることが大切と説く。わざとひらがなの多い文体にしているところも面白い。

2009年10月26日月曜日

中学受験 SAPIXの授業 =★★★=
杉山 由美子 (著)/学習研究社
超難関中学の合格実績の高い、SAPIXの授業風景を取材したもの。パンフレットや説明会より授業の様子がよくわかる。生徒たちの活発な知識探求力は興味深く、受験に対する悲壮感は感じられない。ただし、取材の対象となっているのが優秀な生徒のクラスだけなので、それ以外のクラスではどうなんだろうか??

2009年10月23日金曜日

裁判員必携―批判と対応の視点から =★★★=

石松 竹雄(著), 伊佐 千尋(著)/筑摩書房
裁判員制度の問題点、および司法制度全体に対する問題点を提起。司法に知識がない人向けに書かれているので解説は丁寧でわかりやすい。ただ、主張が強い傾向あり、客観的に正当な意見かどうかは不明。

2009年10月22日木曜日

雲のなかの未来―進化するクラウド・サービス =★★=

武井 一巳 (著)/エヌティティ出版
グーグルやアマゾンに代表されるクラウド・コンピューティングの発達を過去の経緯を交えて紹介。最近流行りのインターネット上のサービスを数多く紹介しているが、今後の発展の方向や示唆、または社会への影響という部分が少ないのが残念。

新書百冊 =★★=

坪内 祐三 (著)/新潮社
著者が影響を受けた新書を自身の体験と交えて紹介。体験記としては面白いが、書評としては少し物足りない。

2009年10月19日月曜日

ファスト風土化する日本 =★★=

三浦 展 (著)/洋泉社
国政や大規模小売店舗出店による地方の田園都市化は、地方の生活環境の悪化を導いたと主張する。主張に同意できる部分もあるが、著者の主観的な意見が多く、データによる分析も甘い。

2009年10月16日金曜日

Gmail超仕事術―効率と生産性が飛躍的にアップする! =★★★★=

山路 達也 (著), 田中 拓也 (著)/アスペクト
Gmailはこれまで使ってきたが、フォルダとラベルの違いもよく理解していなかった。また、知らない機能も数多く、勉強になった。これからのクラウド・コンピューティング社会に不可欠のツールなので、うまく活用していきたい。

2009年10月15日木曜日

ネガティブ・マインド―なぜ「うつ」になる、どう予防する =★★★★=

坂本 真士(著)/中央公論新社
心理学の視点から、どのような人がうつ病にかかりやすい人であるかを特定し、マインドの調節でうつ病にかかりにくくする方法を示している。心理学で研究されている様々な説を紹介しているので、内容にやや散漫と感じられる部分もあるが、一応全体の筋は通っていて説得力はある。自己を注目することは必ずしもマイナスではなく、うまく感情をコントロールしながら自己と向き合うことが大切という主張。

にんげんだもの 逢 =★★★★=

相田 みつを (著)/角川書店
人間の生き方についての詩と、それを表現する書道をうまく融合させた芸術作品集で、作者の信条がよく伝わってくる。本書をまとめて読んでしまうと、少しくどく感じる部分もあるが、ひとつひとつは味わいがあり、このような作品を一つ家にかざっておきたいと思った。

2009年10月6日火曜日

新書365冊 (朝日新書) =★★★★=

宮崎 哲弥(著)/朝日新聞出版
新書の良さは、コンパクトで安価な割りに、専門家の知識が凝縮されていて読者がそれらの知識を吸収しやすいところにあると思う。著者宮崎氏のように、新書を多読して多方面の分野の知識を習得することは時間をかけるだけの価値がありそうな気がする。類似分野でも様々な視点からの見方が必要であろう。
本著については、著者の興味の高い分野はかなり個性的な評価で、かつ文体も難解になっている。

2009年10月5日月曜日

勝ち続ける力 =★★★=

羽生 善治(著), 柳瀬 尚紀(著)/新潮社
羽生名人と翻訳家柳瀬氏との対談。将棋にかかわらず、名人の自然なものごとの捕らえ方が印象に残った。

2009年10月1日木曜日

ジャズ喫茶 四谷「いーぐる」の100枚 =★★★★=

後藤 雅洋(著)/集英社
1967年に開いたジャズ喫茶いーぐるのオーナーが店でかけてきたアルバムを自身の思い出を交えて紹介。今後、手に入れて聴いてみたいと思う作品が増えた。