国立科学博物館 (著)/さえら書房
国立科学博物館の展示品30点について小学生高学年~中学生向けに書かれた解説本。各3~4ページの解説なので、深堀りしているわけではないが、展示物に添えられている解説よりは詳しいだろう。裏話等もあり、大人が読んでも十分楽しめる。
実際に博物館に足を運んでみようという気にさせられた。
2010年11月25日木曜日
2010年11月18日木曜日
ローマ人の物語〈9〉ユリウス・カエサル ルビコン以前(中) =★★★★=
塩野 七生 (著)/新潮社
四十歳代となったカエサルが『三頭政治』という政治戦略を画策し、最高権力者である執政官まで登り詰める。執政官退任後はガリア(現在のフランス)に総督として着任し、カエサル自身の執筆で有名となる『ガリア戦役』を開始し、政治力だけでなく、軍事的手腕の高さも併せ持つことを証明する。
当時のフランス、ドイツ、イギリスは野蛮な民族と考えられていて、文明の点ではギリシャを代表する地中海諸国の方が進んでいた様子がよくわかり興味深い。
四十歳代となったカエサルが『三頭政治』という政治戦略を画策し、最高権力者である執政官まで登り詰める。執政官退任後はガリア(現在のフランス)に総督として着任し、カエサル自身の執筆で有名となる『ガリア戦役』を開始し、政治力だけでなく、軍事的手腕の高さも併せ持つことを証明する。
当時のフランス、ドイツ、イギリスは野蛮な民族と考えられていて、文明の点ではギリシャを代表する地中海諸国の方が進んでいた様子がよくわかり興味深い。
2010年11月16日火曜日
ローマ人の物語〈8〉ユリウス・カエサル ルビコン以前(上) =★★★★=
塩野 七生 (著)/新潮社
いよいよユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)の登場である。
本巻では、カエサルの誕生から青年期にかけてのあまり目立った行動のない時期で、政治的混迷の続くローマの中でどのように処していたかを描いている。前巻のマリウスやスッラの時代を別の角度から再度説明しているので理解が深まった。時代背景が重要なので、このあたりは飛ばさずに読むことを推奨する。
カエサルに関するエピソードは多くないが、自己顕示欲が強かったことは想像できる。
いよいよユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)の登場である。
本巻では、カエサルの誕生から青年期にかけてのあまり目立った行動のない時期で、政治的混迷の続くローマの中でどのように処していたかを描いている。前巻のマリウスやスッラの時代を別の角度から再度説明しているので理解が深まった。時代背景が重要なので、このあたりは飛ばさずに読むことを推奨する。
カエサルに関するエピソードは多くないが、自己顕示欲が強かったことは想像できる。
2010年11月10日水曜日
ローマ人の物語 (7) ― 勝者の混迷(下) =★★★=
塩野 七生 (著)/新潮社
外交上は平和な時期こそ、内政は混乱が生じるものだ。
元老院の力の衰えと共に、武力に訴えた独裁者が次々と現れる。
ローマ内でローマ人同士の戦いや、反対勢力への粛清が行われる。
マリウス、スッラ、ポンペイウス・・・の時代である。
権力を握っていく人々だが、英雄ではないので非常に客観的に描かれている。
外交上は平和な時期こそ、内政は混乱が生じるものだ。
元老院の力の衰えと共に、武力に訴えた独裁者が次々と現れる。
ローマ内でローマ人同士の戦いや、反対勢力への粛清が行われる。
マリウス、スッラ、ポンペイウス・・・の時代である。
権力を握っていく人々だが、英雄ではないので非常に客観的に描かれている。
2010年11月9日火曜日
中学受験サクラサクまでの1000日戦争―泣いた!笑った!合格力は家族力 =★★★=
結城 世羅 (著)/グラフ社
3年間に亘る中学受験の体験記。最初は好調だったが、5年、6年と進むうちに、塾の課題は膨大になり、消化しきれずにカリキュラムはどんどん進んでいってしまう状況は理解できる。小学生の知力にとって中学受験のハードルはかなり高いものなのだ。弊害さえもあるかもしれない。
小生の子も4年生で塾通いを始めて半年以上経過したが、まだ受験するのか実感もなく、どの学校を見ても違いがわからないぼんやり娘なので、本書の男の子が自ら中学受験を希望し、志望校を決定する様子にはとても驚かされた。
3年間に亘る中学受験の体験記。最初は好調だったが、5年、6年と進むうちに、塾の課題は膨大になり、消化しきれずにカリキュラムはどんどん進んでいってしまう状況は理解できる。小学生の知力にとって中学受験のハードルはかなり高いものなのだ。弊害さえもあるかもしれない。
小生の子も4年生で塾通いを始めて半年以上経過したが、まだ受験するのか実感もなく、どの学校を見ても違いがわからないぼんやり娘なので、本書の男の子が自ら中学受験を希望し、志望校を決定する様子にはとても驚かされた。
2010年11月8日月曜日
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら =★★★=
岩崎 夏海 (著)/ダイヤモンド社
高校野球のマネージャーがマネジメントをするという発想は面白い。もう少し、小説としての深みを増すか、マネジメントの解説本に徹するかのどちらかの方向に向かってほしかった。
先日、ドラッカーの『マネジメント(エッセンシャル版)』を読んだばかりなので内容のインパクトを感じなかったせいかもしれないが。
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