2010年6月10日木曜日

坂の上の雲〈4〉 =★★★★=

司馬 遼太郎 (著)/文藝春秋
日本の軍隊というと第2次大戦の政治まで乗っ取ってしまった軍国主義的イメージがあるが、明治時代の軍隊の様子はずいぶん違っていたようだ。まず、国民の期待を背負って戦争を行っている。よって国民が戦績のよくない部隊の批判ができる雰囲気がある。次に、各指揮官の個性が強い故、戦果は指揮官の能力に寄るところが大きくなる。このように物語として読むには面白いわけだ。
それにしても金欠の日本が、欧州で外債発行を頼みに日露戦争を始めてしまったとは恐れ入る。

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