2009年11月11日水曜日

ジャガイモのきた道―文明・飢饉・戦争 =★★★★=

山本 紀夫 (著)/岩波書店
穀物が文明を作り、ジャガイモでは文明は作られないという研究者が多い中、人々の暮らしを支え続けてきたジャガイモに焦点をあてる。インカ帝国時代のアンデスで毒素を軽減されたジャガイモが生まれてから世界各国にどのように広まっていったかを紹介する。欧州では当初、聖書に現れない植物であるが故に、上層階級に忌み嫌われたが、庶民には重要な食料としてすぐに広まった話などは興味深い。日本でも戦時中は食糧はイモしかなかったために体験者はイモを嫌う人が多いとか。

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