2010年3月4日木曜日

ルポ 貧困大国アメリカ II =★★★★=

堤 未果 (著)/岩波書店
米国の貧困層の暮らしについてのレポート第2弾。前回は、食料事情、住宅問題、軍隊、医療などがテーマであったが、今回は学資ローン、年金、医療保険、刑務所ビジネスを取り上げている。サブプライムローン問題に始まる米国の景気後退を受けて、下流層の暮らしが更にひどい状態となっている様子を取材している。
オバマ大統領の選出でチェンジが期待されたが、貧困層の救済という点においては進歩が見ないと批判的。
自由経済の発達によって生まれる貧富の差が、はたして人間の暮らしによいものかどうか考えさせられる。

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