2010年4月25日日曜日

太陽を曳く馬〈下〉 =★★★★=

高村 薫 (著)/新潮社
オウム真理教と仏教の関係をテーマに、宗教とは何かを考えさせる展開となっている。物語の内容の濃さもさることながら、宗教について解釈や考察をこれだけ詳しく書くには著者の膨大な調査・研究があったのではないだろうか。
先達の知恵を参考にしたり、さまざまな文化の背景を理解することを目的にして、宗教に関する本を読むことが最近多いが、なかなかわかりやすい本は少ない。本書は小説ではあるが、新興宗教についての知識を得るための良書といえよう。

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