2010年9月21日火曜日

荘子 第1冊 内篇 =★★★★=

金谷 治 (翻訳) /岩波書店
中国の思想書の中で論語を代表される孔孟思想とはまったく正反対に感じられる。孔子が君子とはかくあるべしと説くのに対し、荘子は人間の生死や生き方を越えた、精神を自由にする境地を目指すことを説いている。
本書は生活苦をかかえる庶民に対して、精神的癒しを与える宗教のような存在だったのではないだろうか。
物事の良し悪しや正誤などという区別を乗り越えた万物斉同という概念が気に入った。

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