2010年10月20日水曜日

ローマ人の物語 (4) ― ハンニバル戦記(中) =★★★★=

塩野 七生 (著)/新潮社
第2次エポニ戦役の巻。ローマにとって脅威となるカルタゴの武将ハンニバルの登場である。優れた戦略家で、スペインを経ち、アルプスを越え、イタリア本土まで侵略し、十数年間もイタリア内に留まって戦い続けたのであるから驚きである。
イタリアでは、今でも子供が悪い事をすると「ハンニバルが来てあなたを連れて行ってしまうよ!」と叱ることがあるらしい。『羊たちの沈黙』のハンニバル・レクターは彼をイメージしたものではないだろうか。
いつの時代でもそうだが、秀でた才能の持ち主がリーダーとなった時、歴史が作られていくのだ。

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