2009年12月15日火曜日

消費税をどうするか―再分配と負担の視点から =★★★=

小此木 潔 (著)/岩波書店
欧米における直接税(法人税、所得税)から間接税へのシフトの歴史は勉強になった。日本は欧米と比較すると、消費税率が低いので、将来の福祉・教育関連の支出増大に備えて消費税率を上げていけるかどうかが重要課題となる。貧困層の拡大問題や景気動向との調整が難しいだろう。
経済のグローバル化とは反するが、富の再配分の観点に立ち、累進課税へ戻ることも日本の風土にあった選択肢かもしれない。と個人的には考える。
著者の経済・財政に対する見方がやや現状肯定されている世論に偏っているところが残念。ジャーナリストとしてはもう少し中立であってほしい。

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