2010年1月14日木曜日

シッダールタ =★★★★=

ヘッセ (著), 高橋 健二 (翻訳)/新潮社
仏教の教祖であるゴータマ・シッダ-ルタ(=釈迦)が沙門となって修行し、商売人となり、さまざまな人生経験を経た後、川の渡し守となって悟りを開くまでの過程を描いている。東洋哲学と共に、自然の美しい描写がうまく調和された印象に残る作品と言える。
実際の釈迦は35歳で悟りを開き、その後は自らの悟りを伝道する人生を送るというのが通説なので、かなり脚色された物語と考えて読む必要あり。物語の中にはシッダールタとは別に、ゴータマと呼ばれる仏陀(悟りを開いた人)も登場するので少し戸惑ってしまった。

0 件のコメント:

コメントを投稿