2010年12月9日木曜日

ローマ人の物語〈13〉ユリウス・カエサル―ルビコン以後(下) =★★★★=

塩野 七生 (著)/新潮社
カエサルが暗殺され、アントニウスとオクタヴィアヌスの後継者争いが始まる。
二人が一時的に手を組んだ『第二次三頭政治』で、カエサルの望まなかった反カエサル派への粛清が行われたのは残念である。長く脇役を演じてきたキケロもここで殺されてしまう。
その後、エジプト女王クレオパトラと組むアントニウスが敗れてオクタヴィアヌスの時代となる。
カエサルに対しては好意的に書いてきた筆者が、クレオパトラに対しては辛らつに批評するところは興味深い。
シェークスピアを読みたくなった。

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