吉川 尚宏 (著)/講談社
日本で作られる商品やサービスが、世界規格から外れて日本独自の規格の中で進化することで、対外競争力を失っている状態をガラパゴス化と呼んでいる。また、商品やサービスだけでなく、日本人自体もガラパゴス化して外に出ることに臆病になっていると警告を発する。
ゲーム理論に則って、規格の採用に関する戦略の立て方を解説しているが、このようなことは当然日本の企業は考えて合理的判断を下した結果現状のようになっているのだと思う。
文化や言葉の壁もガラパゴス化を引き起こす原因となっているだろうし、役所の産業保護の政策も世界標準化への妨げとなってきたことも事実であろう。
ただ、世界との距離が縮まり、あらゆる商品やサービス、情報が行き来する時代の流れで、各企業、各人とも生き残るためにガラパゴス化から脱却する術を自然に見つけ出していくのではないかという楽観的な希望をもつのは不自然なのだろうか。(敢えて警告する必要あるのだろうか?)
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