2010年12月27日月曜日

ローマ人の物語〈15〉パクス・ロマーナ(中) =★★★=

塩野 七生 (著)/新潮社
アウグストゥス45歳から57歳にかけての平和ローマ帝国の統治の様子である。
少子対策、区画整理、軍縮など様々な改革を着実に実行する優れた政治家という印象だ。
ただ、ゲルマン民族の制覇を目指す過程で、アグリッパ、マエケナス、およびドゥルーススの死が次々と重なり、ティベリウスも離反してしまうという試練の時期を迎えることになる。

人間を『死すべき者』と呼ぶ、非宗教的、非哲学的なローマ人の死生観についての記述が興味深かった。

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